ビョードロ

.14 2013 comment(0) trackback(0)
好いトレーラーだ。
只今、絶賛稽古中。
日暮里d倉庫でお待ち申し上げる――――――

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素晴らしき哉、セコハンショップ

.10 2013 comment(0) trackback(0)
僕の場合、否、少なくとも僕の周りに居る芝居人は、街を歩いていようが食事をしていようが、目に映るもののほとんど総てを、芝居に繋げてしまう癖がある。
僕らがつい発してしまうセンテンスは、

「これ、芝居に使えそう」

である。
なんなら、感情面に関しても、とても悲劇だと思われることが身に降りかかったとして、何処かで客観視している自分が、ここぞとばかりに、嘆き苦しむ己を観察している有様である。
しかし、所謂、冷めているとか冷静なのでは…ない。
色々、矛盾した厄介な話に連鎖してゆきそうな気配があるので、此処で、タイトルが示す本題に戻らなければならない。

セコハンショップ―――――セカンドハンドショップの略

見つけると、つい入ってしまう店の事である。
古道具屋やリサイクルショップ、教会が催すチャリティーショップなども、勿論、同様である。
これらの店には、“芝居で使えそうグッズ”が溢れている。
東急ハンズやオカダヤ、西日暮里辺りの問屋街も、魅惑の店である事は云うまでもない。
高級なアンティークショップは、立ち入りはするが、決して買わない、もとい、買えない。
しかし、古の職人の技が刻まれた本物を観るのは楽しい。
あ゛ぁぁぁ~また話が何処かへ行ってしまいそうではないか!!

兎に角、何が云いたいかというと、今日も近所のリサイクルショップで出逢ったのだよ!
“芝居で使えそうグッズ”に!!
値段を確認……2,400円…安い…安過ぎる……
状態も、かなり良い…というか、ほとんど新品。
少し不安になり、店員さんに聞いてみる。

「どうして、こんなに安いんですか?」

「やはり……」

云い辛そうなところを見ると、まさか、曰く付の代物か―――――!?

「やはり、なかなか需要が見込めないものでありますし…」

じゅ…需要が見込めない……?
“それ”は、フェイクファーのロングコート。
しかも、白とベージュ、淡いグレーのマーブル……
そ、そうだよね…日常で使うには、よほどの勇気が必要だよね。
しかし!大丈夫だよ!!
近々、君に出て貰いたい舞台があるんだよ。
君は、舞台という世界では、きっと素晴らしい役割を果たせるはずなんだから!!!




――――――こうして今日も、普段使いの出来ないものの侵略によって、僕の部屋から、なけなしの日常生活空間が削られた。





111

.01 2012 comment(0) trackback(0)
今日から11月。
街の彼方此方で、気の早いクリスマスツリーが、退屈な日常に色を注し始めた。
横断歩道で信号待ちしている僕の傍らを、自転車の後ろに孫を乗せたご婦人が通りかかった。

孫  「今日はクリスマスなの?」
婦人 「まだよ。まだまだ」
孫  「じゃ、ばぁばの誕生日?」
婦人 「まだよ。まだまだ」

クリスマスの気配がする街には、夢への入り口を探してしまう。
一日が…否、たった一時間でさえ永遠だった子供の頃を想った。

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Arthur Rackham “The Night Before Christmas”

肉日

.22 2012 comment(0) trackback(0)
稽古後、共演者らと共に肉チャージ。

肉

これは、カンパニーの大中小、メジャーorマイナー問わず、必ず行われている儀式のようだ。
体が肉を欲するのだ。
稽古も中日を迎えるころになると、誰からともなく

「肉、行く?」

と、言い出す。
火を囲んで酒を呑み、神経がある程度麻痺した状態での他愛もない……そして、時々、本気の会話―――――好い時間を過ごした。

日が明けて、今日は稽古OFF。
洗濯日和。

豊かな気分

.17 2012 comment(1) trackback(0)
金をかけず豊かな気分を味わう、という、ちょっとしたブームが巻き起こっている―――――僕の中で。

ここ最近、時間があるので、よく料理をする。
ちっぽけな冷蔵庫には、戴きものの好い感じのワインがぎっしり詰まっている。
それを美味しく頂く為に料理をする。

サラダ

パン
チーズ
そして、間接照明
気分によってはキャンドルも点火

安い肉も、ちょっと下ごしらえをしてやれば、美味い肉になってくれる。
あくまで金はかけず、ちょっとした手間だけをかける。
たったこれだけで、贅沢気分指数はかなり高い数値を示す。
とどめに、ワインをワインセラー……もとい、冷蔵庫から引っ張り出し、準備

ワイン

グラスも、決して高いものではないが、とっても好きなもの。

equus.jpg

エクウス―――――僕の好きな戯曲のタイトルでもある。

英国の作家、ピーター・シェファーが書いた、実話を元にした戯曲。
6頭もの馬の目をアイスピックで潰した少年アランが、ダイサートという精神科医の許に連れて来られる。アランは、或る少女との初めての夜、馬小屋に居た。ひとつに交わろうとしたその時、馬に見られているのではという恐怖に耐えきれず、馬の目を潰してしまったのだ。アランにとって馬は特別だったから―――――少年との対話を重ねてゆくうち、ダイサートは、夜毎、馬の背に裸で跨り、野を駆け、エクスタシーに達するというこの少年の方が、妻を抱けなくなっている自分などよりも、よっぽど本能に正直であり正常なのではないかと思い始める。

正常と異常は、誰によって判断されるのだろう。
自分が正常かなんて解らないし、異常なのかも知れない。
自分を一番嫌いなのは自分だし、一番好きなのも自分なのだろうと思う。
それじゃ、自分を異常だとジャッジするのは、誰よりも自分なのかも知れない。

ロンドンのアクティングクラスに居る間ずっと、このアランのモノローグを課題としてやらせてもらっていた。
とても想い入れの深い作品の一つだ。

Equusという文字の配列も好いし、響きも好い。
何故かquの発音に惹かれ、同じ文字が二つ並ぶ(uu)という不思議な心地も堪らない。
そうそう、だから自分の名前のローマ字表記をyoosqueにしてみたのだった……っけ?
いや、よくよく思い返してみると、もっと昔、中学生頃からyoosqueとしていた記憶があるような……ないような……

そんなことを想いながら、金のかからない贅沢に耽り、異常な夜は更けてゆくのであった。

夜も更ける

Profile

yoosque

Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

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