スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コドクの穴

.30 2012 或る物語 comment(0) trackback(0)
ある日、コドクの穴に落っこちた人と出逢った。
その人が、あんまり穏やかな顔をしているので、僕は尋ねてみた。

「コドクの穴に落っこちたのに、なぜ平気なの?」

すると、その人は不思議そうな顔をして、云った。

「私は、この穴に落っこちたんじゃない。
生まれた時から、ずっとここに居るのさ。
あんただって、そうじゃないか?」

僕は、ドキリとした。
何故かは、解らない。

「そりゃね―――――」

コドクの穴に落っこちた人は、ゆっくりと話し続けた。

「なんて寂しい処なんだって感じた時もあったよ。
あんたみたいにね。
おまけに、この穴には、弧毒という毒虫が棲んでいる。
それは、虚栄針や自尊針、警戒針や猜疑針、恐怖針に……
いやいや待てよ、意地っ針というのもあったなぁ。
ま、数え出したらキリがないんだが、
とにかく毒の針を無数に持っていてね、
心をチクリと刺すんだ。
すると、毒虫の猛毒は、あっという間に心いっぱいに広がり、
寂しくて寂しくて、死んでしまいそうになるんだよ。
あんたは、どの針にやられちまってるのかな……?
まぁ、そんな針なんてポキッと折っちゃえば、実はなんてことない。
あんたんとこの穴だって、居心地が悪いわけじゃないって分るだろうよ。
ただ―――――今は、辛いよな。」

4ejkk36c_convert_20120330004843.jpg

by 安 慈影良
関連記事
スポンサーサイト

宇野さん

.22 2012 comment(0) trackback(0)
関連記事

肉日

.22 2012 comment(0) trackback(0)
稽古後、共演者らと共に肉チャージ。

肉

これは、カンパニーの大中小、メジャーorマイナー問わず、必ず行われている儀式のようだ。
体が肉を欲するのだ。
稽古も中日を迎えるころになると、誰からともなく

「肉、行く?」

と、言い出す。
火を囲んで酒を呑み、神経がある程度麻痺した状態での他愛もない……そして、時々、本気の会話―――――好い時間を過ごした。

日が明けて、今日は稽古OFF。
洗濯日和。
関連記事

僕はどうして大人になるんだろう

.18 2012 comment(0) trackback(0)
初めて自分のお金で買ったレコード―――――

この曲にやられてしまい、武田鉄矢さんに手紙まで書いたのを覚えている。

僕の少年期の思い出と共に在る曲。

関連記事

OFF日

.15 2012 一日のこと comment(0) trackback(0)
ENRON チラシ小

本日、稽古OFF。

本番中の休演日もそうだが、何故だかとても不安に駆られる。
今日やれることをやっておかなきゃと、外出(*ちなみにレジャーではなく、結局芝居のことで)。

そして、花粉・荒れる気にやられる。




関連記事

荒れる気

.14 2012 comment(0) trackback(0)
目が、火を噴くように痒い。
捥ぎ取ってしまいたい程、鼻がムズムズする。
そして、発作のように繰り返す、拷問並みのクシャミ。
麻痺する脳みそ――――――

花粉 小

邪悪な顔したこのイガイガ達が、鼻腔や目から侵入し暴れまわる。

だが、実は文句も云えぬのだ。
人間の自業自得なのだから。
自然の気の流れを荒らしたりするから、こんな怖い顔して、地球が怒っているのだ。
関連記事

3.11

.11 2012 comment(0) trackback(0)
praying_hands_convert_20120311003443.jpg
関連記事

のけものというけもの

.05 2012 或る物語 comment(3) trackback(0)
只今、次回外部出演作「ENRON」のリハから帰宅。
やっと、ホッと、PCの前に座っている。
ご報告が遅くなってしまった。

『林勇輔の声溜め The LIVE』 無事、幕

この度の企画は、極めてパーソナルなものになってしまったと思う。
自分が過去に出逢った曲を唄い、自分の話をする。
ただそれだけの、企画。

そんな個人的なものに、居合わせてくれた皆様
ご予約のご連絡を頂いておきながら、ご期待に添えられなかった皆様
手伝いに駆けつけてくれた劇団のスタッフ……
この気持ちを、どうお伝えすれば良いものか、未だに言葉が見つかっていない。

自分の中に確実に居る、見たくない「もの」を、かなり受け容れてきたつもりだった。
しかし今回、役を被らず、演劇的状況など無い“舞台”に立ってみて、まだまだ、僕は「それ」を愛してやれていないんだなと、感じた。
道は険しく、容易ではないな。
にせよ、結局なんだかんだと“この一歩”を踏み出せずにいた今までの自分よりは、好きになってやれる気がした。

本当に、皆様、ありがとう―――――

ミノタウロス 小

人間は心の中に、「のけもの」という獣を飼っている
のけものがあまりに暴れるので、人間はそれを鎖につなぐ
それでものけものは吠えまくるので、人間はそれを殴り倒す
「お手」といっても、のけものは知らんぷり
「おかわり」といっても、のけものは知らんぷり
「ちんちん」「伏せ」「おすわり」……
何を言っても、知らんぷり
とうとう人間は怒り狂う
「嫌い嫌い!おまえなんて大っ嫌いだ!」
人間は、のけものを殴り倒す
「おまえなんか、殺してやる!」
人間は、のけものを殴り倒す
「おまえなんか、死んでしまえばいい!!」
でも、人間は涙を流す
痛いから
とってもとっても痛いから
人間は、涙を流す
すると、のけものが涙をぺろぺろ
ぺろぺろ ぺろぺろ
「僕は君を裏切らない―――――君が僕をのけものにしないなら」


by 安 慈影良
関連記事

Profile

yoosque

Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

Back Numbers

Latest Comment

Latest Trackback

Archives

Categories

Visitor

フリーエリア

Search

RSS Links

Links

Application form for BLOTOMO

QR Cord

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。