AQUIRAX WORLD

.25 2012 comment(2) trackback(0)
稽古の狭間に、行ってきた。

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ショーウィンドウ越しの、云わば、この個展の“顔”とも云うべきポジションに鎮座ましましていたのが……

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スタジオライフ的十二夜の“ミソ”でもあった、天使像。
当時の稽古場では、“仕掛け”の翼をパタパタと弄りまくり、かなりの時間、あらゆる角度から舐めるように眺め倒し、散々感動に浸らせて貰った、この子が!僕の手垢まみれの、この子が!!

いざ、この子が立っているショーウィンドウ横の入口を潜った……が、何処から観れば最も満喫出来るのか判断がつかず、クラクラする。
用を足す直前の犬がやるように、二、三回転ほど、その場でグルグルと回った後、ようやく、

「時計回りに観てゆこう!」

と、少し正気を取り戻し、機能し始めた脳から指令が下された。
一作品ずつ、あの子を愛でた時と同じように、じっくりと観て回った。

影が美しく、色っぽい―――――

その奥に“何か”在る……と感じてしまう影が、宇野さんの作品には纏わり付いている。
虚構の中に、物凄い真実が透けて見える気がする。
僕の想う、ファンタジーが、そこに在る。

改めて、同じ時代に居合わせている奇蹟に感謝し直した。
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The Neverending Story

.20 2012 映画 comment(2) trackback(0)
子供の頃、お年玉の殆どを、映画館に通うために使ったことがある。
目的は―――――

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『ネバー・エンディング・ストーリー』

映画の上演が終わってしまうと、禁断症状に苦しんだので、姉の友人にビデオをダビングしてもらい、何度も、再生ボタンを押した。更には、辞典と見紛うほどの分厚い原作本を入手し、貪り読み、麻痺した脳のまま、日常を過ごした。
その後、大人になった(?)僕が、自ら台本を書き、パフォーマンスしている、『心』というお話には、実は、この大好きな物語からの、お決まりのフレーズを使わせてもらっている。

「これは、別のお話―――――またの機会に、お話しすることに致しましょう……」

そんな勇輔少年を魅了し続けている『ネバー・エンディング・ストーリー』が、なんと!舞台化されているらしいのだ!!



詳しくは、ここをクリック!!!

つい最近まで、上演されていた様子である。あのファンタージェンを、どう舞台に乗せたのか……。勿論、まんまではなく、原作を元に脚色されたものらしいが、↑の断片映像を見るだけでも、ワクワクが止まらぬではないか!演劇は、観客が想像力という魔法を使って観るだろうから、もしかしたら、映画よりも、そこに広がるファンタジーは遥かに無限だったのかも、と想像できる。観たかった!

ファンタジー………

伝説の不死鳥を求める少年が居て、悪い魔法使いが出てきて行く手を阻むんだけど、危機一髪で切り抜けて、ペガサスに跨り、誰も生きて超えたことのない、火を噴く氷の山々をひとっ跳びに……というものが僕にとって、ファンタジー……ではない。僕が通い詰めた映画、『ネバー・エンディング・ストーリー』には、キャッチ―な姿形をした、架空の異形の生き物たちが、これでもかと、引切り無しに登場し、現実では決してあり得ないシチュエーションで、あり得ないことが起こる。それらを見るのも、勿論、好きだ。が、それが僕にとってのファンタジーの定義ではない。

僕にとって、ファンタジーは、辛く苦しい現実の中に、透けて見えてくるもの……のような気がしている。現実と真反対に在るものではなく、ある意味、イコールというか、なんというか。だから、キラキラしい勧善懲悪的夢の世界ではなく、絶対的な、得体の知れない、影が付き纏う。

数年前、『ネバー・エンディング・ストーリー』以来、どハマりしたファンタジー映画がある。

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『パンズ・ラビリンス』――――――
う~む……流れ的に、この映画の話になってしまったものの、これは、別のお話し―――――またの機会に語ることと致しましょう。

そういえば、『ネバー・エンディング・ストーリー』の原作者は、ドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデ。
エンデは、"Ende"と書く。
これは、英語でいうところの、"End"である。
つまり、“終わり”。
“終わりさん”が、“終わらない物語”……“果てしない物語”を書いたってところにも、何らかのファンタジーを感じずにはいられない。

最後に、もう一つ。
映画『ネバー・エンディング・ストーリー』でビジュアル化された、象牙の塔を改めて見て、そして、思った。

象牙の塔 小

スカイツリー!?!
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NEXT

.17 2012 お知らせ comment(1) trackback(0)
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昨夜、21:30頃『ENRON』終了。
21:53 のぞみ号に飛び乗る。
本日から、劇団次回公演『天守物語』の稽古に本格的に参加。

『夏の夜の夢』『十二夜』に続き、ビジュアルを宇野亜喜良氏が!!!
うれションが止まらない。

音楽は、BUCK-TICKの今井寿さん。
さぁ……どうなる!!
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幕!

.17 2012 comment(1) trackback(0)
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ENROW カンパニー!?
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生まれる

.16 2012 comment(5) trackback(0)
また、齢を重ねてしまった。

只今、エンロン名古屋公演を明日(今日)に控え、名古屋に滞在中である。
人類が発明した「時間」が、日付の境界線を越えて、ほんの数分経った瞬間、共演者達からの電話が鳴る。

ハッピーバースデーの大合唱!

そして、「今から行くから!」

数分後―――――僕の部屋は凄まじい人口密度になった。
実は、何も言えなくなるほど嬉しかった。

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Fever

.11 2012 ちょっとしたこと comment(1) trackback(0)
久々に、平均平熱(大体)36.7度を上回ってしまったようだ。
一昨日までの二日間、身体が火照るのに寒いという、例の理不尽な感覚に包まれていた。

子供の頃、大抵の流行病には片っ端からかかる、という、流行には非常に敏感な僕だったので、もちろん、発熱もかなり経験している。
よく覚えているのは、熱が出ると、とにかく温かくして汗を出し、シャツを頻繁に取り換える―――――体を冷やさない!―――――という掟である。
しかし、2年ほど生活したイギリスでは、真反対のことが行われており、度肝を抜かれた。

発熱した赤ん坊の身ぐるみを引っぺがし、水風呂にドボン!

熱くなったものは、冷やす!という、ごもっともな考え方である。
実際、それで熱が下がるらしい。

肩こりという概念を持たない国の人たちに、肩もみをしてあげた途端、肩が凝っている自分に気づいてしまい、大騒ぎになるという現象もある。
知らなければ、気づかなければ、肩こりなんて厄介なものを背負わずに済んだのに……

やはり人間というのは、思い込みの生き物なのか……

国によって常識は違う、人によって常識は違う……

常識……当たり前……?
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again, again, again

.02 2012 comment(1) trackback(0)
またやってしまった……
昨夜、『林勇輔の声溜め The LIVE again』が無事、開催され、幕を下ろした。
だのに、写真を撮っていないのだ。
僕には、写真を撮っておくという習慣、というかクセ、というか感覚が無いようだ。

ブログをやっている人々が、日常の画をしょっちゅう携帯カメラで切り取り、タイムリーに更新している様子をよく見かける。僕は、その人たちをじっくり観察するのに時間を使ってしまい、肝心の携帯カメラを起動させるのをすっかり忘れてしまうのだ。

人の記憶など、あてにならないものだ。時間の経過とともに、自分なりの解釈や思いなどが、ふんだんに盛り込まれ、云わば、“原作者:自分”のお話が出来上がる。写真も、撮る側の何らかの思いが投影されるものなのだろうけど、人の記憶よりは正直な気がする。

つまり、何を云いたいかというと、そんな僕の思い込みの記憶の中に在る、例えば曲たちを、共有してくれる皆様に、本当に感謝しているということ。
また、次もやらかすのだろう、ということを、ここで予告しておこう……いやいや、待てよ。そうだ、今思い出した。

これはブログではなく“声溜め”だった。



*声溜め:僕から排泄された言葉や思い、或いは、僕が好きなものを溜めておく処。それらは『思い込みの畑』に撒かれ、やがて美味しい作物が採れるのか、毒りんごが生るのか、はたまた何も育たない不毛の土を作ってしまうのか……ま、大体そんな処。

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Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

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