スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Elephant in the room

.09 2013 或る物語 comment(0) trackback(0)
シャカイというお部屋がありました。
或る日突然、お部屋の中に、大きな大きな象が現れました。
人々はびっくりして、ざわつきました。
すると、偉い人が出て来てこう言いました。

「皆様、ご静粛に。いいですか、この部屋に象なんていないのです」

そして、呪文を唱え始めました。

「見えなくなぁれ、見えなくなぁれ。見えないのが当たり前、見えないのが当たり前」

「でも、そこに象がいるじゃないか!」と言う人たちも、当然いました。
その人達は、たちまち檻に放り込まれ、目に見えない象と同じ扱いを受ける羽目になってしまうのです。
だから、偉い人たちの呪文には掛からなければなりません。
やがて、“当たり前”というルールが出来上がり、「象が見えるゾウ」とは誰も言わなくなりました。
どういう訳だか、象の存在に気付きさえしない、“幸せな”人も出てきたのです。
不平不満を探せばいくらでもありましたが、それでも大抵の人達にとってシャカイは、まぁまぁ居心地がよく、特に不自由なことなどありませんでした。

しかし、予期せぬ事態が起こりました。
なんと、ずっとおとなしかった象が、突然、暴れ出したのです――――――

0820_keene_630x420.jpg

by 安慈影良

*Elephant in the room――――――誰もが見て見ぬふりをしているタブーや厄介な問題を象に例えたイディオム
関連記事
スポンサーサイト

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://yoosque.blog.fc2.com/tb.php/141-56330681

Profile

yoosque

Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

Back Numbers

Latest Comment

Latest Trackback

Archives

Categories

Visitor

フリーエリア

Search

RSS Links

Links

Application form for BLOTOMO

QR Cord

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。