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囚人の想ふこと

.14 2014 comment(0) trackback(0)
古代、トラキア人たちは、

「人が生まれると哀しみの唄を
人が死ぬと歓びの唄を
何故なら、肉体は魂の牢屋だから」


と、考えていたらしい。
僕は、激しく共感する。
だからと云って、死を喜んでいるわけでも賛美しているわけでもない。(エクスキューズなんぞするまでもないと思うけれど、ネット社会の落とし穴を踏まえて、一応……)
ただ、魂が、共感を覚えてしまうというか、なんというか…
僕が、今、生きているこの世界には、恐ろしい数の囚人たちが蠢いている。
勿論、自分も含めて。
物質と金(かね)に支配され、それによってドス黒い欲望の権化と化し、感情の渦に呑み込まれてゆく。
そして、「死にたくない!」と、必死に生きようとする。
人は、何故、生きたいと思うのだろう。
いずれ死ぬことは、確実に決まっているのに……
そんなの考えても分んないよ、本能だもの、と、云われれば…そりゃそうだ。
でも、僕は、そんなくだらないことを、よく考えてしまう。
人が死ぬと、やはり悲しい。
それによって、心がどん底に突き落とされることだってある。
そして、長寿を祝う。
「健康に長生きできますように」というのは、きっと最もポピュラーな願い事じゃなかろうか。
と、ここまで書いて、ふと思った――――――トラキア人たちに云わせると、ご長寿は、相当な罪を背負った囚人ということになるのか!?
いやいや、彼等は、そういう意味で云ったんじゃないのだろう、きっと。
分らんけど……

とにかく、人には何故、生への賛美と欲求があるのだろうと、ずっと思い続けているわけだ。
「本能だから」では、なんだか色っぽくない。
人間ゆえの理由が知りたい。
だから、僕は、“ものがたり”を演っているのかも…と、ふと、想ふ。

『ツクヨミノモザイク~月夜見ノ最罪苦~』も、結局、そんなモノ語りとなった。
肉体と云う牢屋に閉じ込められた、囚人の、ものがたり―――――――

ツクヨミノモザイク チラシのコピー

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Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

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