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豊かな気分

.17 2012 comment(1) trackback(0)
金をかけず豊かな気分を味わう、という、ちょっとしたブームが巻き起こっている―――――僕の中で。

ここ最近、時間があるので、よく料理をする。
ちっぽけな冷蔵庫には、戴きものの好い感じのワインがぎっしり詰まっている。
それを美味しく頂く為に料理をする。

サラダ

パン
チーズ
そして、間接照明
気分によってはキャンドルも点火

安い肉も、ちょっと下ごしらえをしてやれば、美味い肉になってくれる。
あくまで金はかけず、ちょっとした手間だけをかける。
たったこれだけで、贅沢気分指数はかなり高い数値を示す。
とどめに、ワインをワインセラー……もとい、冷蔵庫から引っ張り出し、準備

ワイン

グラスも、決して高いものではないが、とっても好きなもの。

equus.jpg

エクウス―――――僕の好きな戯曲のタイトルでもある。

英国の作家、ピーター・シェファーが書いた、実話を元にした戯曲。
6頭もの馬の目をアイスピックで潰した少年アランが、ダイサートという精神科医の許に連れて来られる。アランは、或る少女との初めての夜、馬小屋に居た。ひとつに交わろうとしたその時、馬に見られているのではという恐怖に耐えきれず、馬の目を潰してしまったのだ。アランにとって馬は特別だったから―――――少年との対話を重ねてゆくうち、ダイサートは、夜毎、馬の背に裸で跨り、野を駆け、エクスタシーに達するというこの少年の方が、妻を抱けなくなっている自分などよりも、よっぽど本能に正直であり正常なのではないかと思い始める。

正常と異常は、誰によって判断されるのだろう。
自分が正常かなんて解らないし、異常なのかも知れない。
自分を一番嫌いなのは自分だし、一番好きなのも自分なのだろうと思う。
それじゃ、自分を異常だとジャッジするのは、誰よりも自分なのかも知れない。

ロンドンのアクティングクラスに居る間ずっと、このアランのモノローグを課題としてやらせてもらっていた。
とても想い入れの深い作品の一つだ。

Equusという文字の配列も好いし、響きも好い。
何故かquの発音に惹かれ、同じ文字が二つ並ぶ(uu)という不思議な心地も堪らない。
そうそう、だから自分の名前のローマ字表記をyoosqueにしてみたのだった……っけ?
いや、よくよく思い返してみると、もっと昔、中学生頃からyoosqueとしていた記憶があるような……ないような……

そんなことを想いながら、金のかからない贅沢に耽り、異常な夜は更けてゆくのであった。

夜も更ける
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織田佳奈子
美味しいお酒の為のお料理は、ナゼだか
自然と豊かな感じの物に仕上がる。

だからランチはどうしても焼きそばとか
おうどんとかになっちまうのさー(^^;)
2012.02.24 04:37

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Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

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