The Neverending Story

.20 2012 映画 comment(2) trackback(0)
子供の頃、お年玉の殆どを、映画館に通うために使ったことがある。
目的は―――――

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『ネバー・エンディング・ストーリー』

映画の上演が終わってしまうと、禁断症状に苦しんだので、姉の友人にビデオをダビングしてもらい、何度も、再生ボタンを押した。更には、辞典と見紛うほどの分厚い原作本を入手し、貪り読み、麻痺した脳のまま、日常を過ごした。
その後、大人になった(?)僕が、自ら台本を書き、パフォーマンスしている、『心』というお話には、実は、この大好きな物語からの、お決まりのフレーズを使わせてもらっている。

「これは、別のお話―――――またの機会に、お話しすることに致しましょう……」

そんな勇輔少年を魅了し続けている『ネバー・エンディング・ストーリー』が、なんと!舞台化されているらしいのだ!!



詳しくは、ここをクリック!!!

つい最近まで、上演されていた様子である。あのファンタージェンを、どう舞台に乗せたのか……。勿論、まんまではなく、原作を元に脚色されたものらしいが、↑の断片映像を見るだけでも、ワクワクが止まらぬではないか!演劇は、観客が想像力という魔法を使って観るだろうから、もしかしたら、映画よりも、そこに広がるファンタジーは遥かに無限だったのかも、と想像できる。観たかった!

ファンタジー………

伝説の不死鳥を求める少年が居て、悪い魔法使いが出てきて行く手を阻むんだけど、危機一髪で切り抜けて、ペガサスに跨り、誰も生きて超えたことのない、火を噴く氷の山々をひとっ跳びに……というものが僕にとって、ファンタジー……ではない。僕が通い詰めた映画、『ネバー・エンディング・ストーリー』には、キャッチ―な姿形をした、架空の異形の生き物たちが、これでもかと、引切り無しに登場し、現実では決してあり得ないシチュエーションで、あり得ないことが起こる。それらを見るのも、勿論、好きだ。が、それが僕にとってのファンタジーの定義ではない。

僕にとって、ファンタジーは、辛く苦しい現実の中に、透けて見えてくるもの……のような気がしている。現実と真反対に在るものではなく、ある意味、イコールというか、なんというか。だから、キラキラしい勧善懲悪的夢の世界ではなく、絶対的な、得体の知れない、影が付き纏う。

数年前、『ネバー・エンディング・ストーリー』以来、どハマりしたファンタジー映画がある。

pans labyrinth 2

『パンズ・ラビリンス』――――――
う~む……流れ的に、この映画の話になってしまったものの、これは、別のお話し―――――またの機会に語ることと致しましょう。

そういえば、『ネバー・エンディング・ストーリー』の原作者は、ドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデ。
エンデは、"Ende"と書く。
これは、英語でいうところの、"End"である。
つまり、“終わり”。
“終わりさん”が、“終わらない物語”……“果てしない物語”を書いたってところにも、何らかのファンタジーを感じずにはいられない。

最後に、もう一つ。
映画『ネバー・エンディング・ストーリー』でビジュアル化された、象牙の塔を改めて見て、そして、思った。

象牙の塔 小

スカイツリー!?!
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comment

ピヨ丸
象牙の塔は未来の光を感じます。
大人になった勇輔さんを魅了した映画のお話しもしてください。
2012.05.21 20:20
cotidiano
Never Endind Storyの舞台化!おもしろそう。

それにしても「三つ子の魂百まで」ってやっぱり真。
林さんが幼い頃からファンタジーのトリコになったように、
自分を魅了するもののその根っこはなかなか変わらないのかも。

また更新楽しみにしています。
2012.05.22 22:51

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Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

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