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Sixth Sense

.16 2012 一日のこと comment(3) trackback(0)
神よ!昨日、わたくし林勇輔は、とんでもない罪を犯してしまいました。

朝から半日、PCの前に座りっぱなしでのデスクワークに疲れ果てていた私は、自炊を放棄し、夕暮れの我が町を、夕食を求めフラフラと彷徨っておりました。まだ開拓していない、気になる店が数多あり、どの店にすべきかすっかり迷ってしまっている私の足を留めさせたのは、商店街の中ほどに在る、と或るカフェでした。店頭の写真つきメニューに見入ってしまったのです。

確か、この店がオープンした1、2年前は、まだこんなにフードメニューが揃っていなかったはず…すごい進化……

カフェにしてはとても豊富な食事メニューと、とても美味しそうに“みえた”その食べ物たちの写真に誘われ、お洒落なドアをくぐり抜けたのでした。その時です。私を迎え入れてくれたお店の方の笑顔を見て、「ん?」と感じてしまったのでした。なにか臭うぞ、と。

もしかして、この店は、私の波長とは合わないのではないか……?

しかし、この段階では確信など伴わない、第六感的なものでしかありませんでした。
空腹に苛まれている私は、倒れこむように席に着き、散々悩んだ挙句、ビーフストロガノフを注文しました。サラダ、スープ、ライス、そして珈琲まで付いて850円也!懐に空っ風が吹き荒れている私には、有難いコストパフォーマンス!!
しかし、サラダとスープがサーブされた瞬間、二度目の「ん?」が訪れたのでした。今度は、かなり確信に近いものを伴って―――
サラダを一口食べて…「えっ('_')」
スープを一口啜って…「た、助けて~\(◎o◎)/!」
不味い!不味過ぎる!!サラダは、キャベツの一番外側の青虫が食べる、やたら濃い緑色の硬い葉っぱ部分を千切りにしたヤツに、ドレッシングを水で薄めたような、味のない汁がかかっている。食感は、ゴワゴワモソモソ。
スープは、恐らくコンソメスープなのだろうが、限りなく水に近い。ほとんど無味。しかも、ぬるい。
この時の私は、次に訪れるであろう恐怖に震えておりました。

ま……まさか

そして、とうとうその時がやって来たのです。
目の前に、真打ビーフストロガノフが満を持して登場した時には、想像を絶する光景に声も出ませんでした。なんと、そこには、全国展開している激安牛丼チェーンの牛丼に乗っかるはずであろう、縮れた牛肉の細切れが、琥珀色の汁に浸かっているではありませんか!!こ、これがビーフストロガノフ!?

嗚呼、そうとも、そうだともさ!激安牛丼には、この肉じゃなきゃならない!が、しかし!!ビーフストロガノフという代物には、この肉では力不足ではないのか!!!

空腹に、そして何より、値段に負けた己に一瞬腹を立てもしましたが、残酷なことに、人間には好奇心という悪魔が憑りついているのです。

一体…ど、ど、どんな味がするんだろう……

私は、恐る恐る“それ”を口に運び入れました。

!!!!!!!!!!!!!!!!!

途端、私は、鳴ってもいない携帯を耳に押し当て、
「あ、もしもし、え?嘘!?」
と、店外へ飛び出しました。暫くの後、再び店内へ。そして店主に、
「ごめんなさい!すぐに行かなくちゃならなくなって。残しちゃって申し訳ない」
と告げたのです。ちゃんと払うつもりでしたが、私の嘘を信じた店主は、食後に出てくるはずだった珈琲代を差し引いてくれました。

おお、店主よ!心優しき店主よ!しかし、不味いのだよ。間違いない、いくら安いからと云っても、これは、客から金を取って出す代物ではない。

おお、神よ!お赦し下さい!!こんな行動に出たのは、私の生涯でも初めてなのです。食べられるものがあることだけで幸福なはずなのに……
しかし、あなたが私にお与えになった第六感は確実に信じてよいのだと、今回のことで確信いたしました!学びました!ありがとうございます!!ヴィヴァ!シックスス・センス!!!


最後にもう一つ―――節約するはずだった私は、この店を飛び出した後、ビールジョッキを片手にファーストフードではない、ちょっといいハンバーガーを貪ってしまいました。涙が出ました。美味しかったです。罪深き私に、ご慈悲を!
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No Name
うちの母。普段作る慣れた料理は良いのですが、ビミョーにチャレンジャー
(´Д`)
テレビ等で見た料理を独自に解釈し、たまにあり得ない料理が…。

同居の弟は『作ってもらっているんだから、文句は言わない。食べられればOK!』
と、いつも言うのですが、そんな弟も唯一食べられなかった料理、それは『ワカメの油炒め』(。・ω・。)

増えるワカメを油で炒めたらしい…。水でなく油で戻したワカメ…。何を勘違いしてそんな料理が誕生したのだろうか?
2012.11.18 10:02
夏生まれの安易な名前子
yoosqueさまはお優しいですね。
物心ついたころから人並み外れて
食に執着心があった私は
「一食入魂」
不味いものを食べると猛烈に腹が立ちます。

とはいうものの、
大概は不味いと思いつつ
全部食べてしまい
取ったカロリーを後悔するのですけれどね。

2012.11.19 14:06
kn
災難でしたね…(^^;)

でも、まずいに違いないと思っていても好奇心に負けて口にしてしまう気持ち、すっごくよく分かります(笑)
2012.11.20 20:21

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Author:yoosque
林勇輔――――役者
1974年5月16日(木)、疳の蟲を身体いっぱいに抱え、この世に生まれ出ずる。
<幼年期>
蟲たちは、勇輔の故郷、讃岐の民間療法により体外に誘き出され駆除されたかに見えたが、未だ体内に巣食っている模様。
<少年期>
好き嫌いが多く、この世で食べられるものが少なかった。
<青年期>
中途半端な生き方を謳歌する。芝居に出逢う。
<壮年期に差し掛かる、現在>
2012年1月12日(13日の金曜日イヴ)、突然、“声溜め”を公開することを決めた。

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